
境界性人格障害は、本人の苦しみはもちろんですが、身近にいる人も大変な神経を使います。特にご両親は毎日24時間、つきっきりで仕事をしているようなものです。境界性人格障害の人は警戒心が強く、自分が大切に思う人が、本当は自分を愛していないのではないか、見捨てようとしているのではないかと強烈に疑います。
そのことを確かめるための恐怖から、突然、不適切に怒りだしたり、非難したり、泣いたり、衝動的な行動をとったり、自分を傷つけようとしたりします。つまり境界性人格障害の人は「親密さ」を死に物狂いで欲しがっているのです。それではあなたのお子さんがなったらどうしましょうか?
お子さん自身やあなたや他人に対して危険な行為をするようになるとパニックに陥ると思います。当然のことです。しかし、一番にお子さんのことを考え、冷静に行動してください。まずお薦めするのは各都道府県にある「精神保健福祉センター」です。
東京都には3ヶ所あります。精神保健福祉士などの国家資格を持った職員が、精神保健福祉相談員として配置されていて、相談に応じています。公的な機関ですから費用は掛かりません。ここを利用すれば、良い治療者を紹介してくれる可能性は高いと思われます。
いきなり精神科病院というのもかなり抵抗があると思いますので、そちらのセンターに相談してみてください。また境界性人格障害に関する私的な団体などが設立されていますので、ホームページでお調べになって直接連絡するのもいいでしょう。
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