境界性人格障害

周囲が理解するために

決断の仕方

境界性人格障害を抱えたご家族は、想像を絶する毎日を送っています。現状に耐えられないと思っている方もおられるでしょう。そして、その場を立ち去ることも想像ができないし、不可能でしょう。みなさん同じ気持を共有しています。

しかし、このことだけはしっかりと理解してください。あなたには「選択の自由」があります。いくつか挙げてみましょう。境界性人格障害の人があなたの境界を侵したときは、一時的にその場を離れましょう。

程度によりますが、数日間から数ヶ月、関係を断ちましょう。関係は続けながら別々に住む選択肢もあります。つまりは親密度をいったん弱めて冷静に様子を見るということです。またくどいようですが、あなた自身の時間、人生を有意義に送るよう、留意してください。

それと境界性人格障害の人に対して、もし治療に真剣に取り組み、いくつか変化が見られるようになったら、関係を続けるというのも効果的です。さて次のような研究結果があります。子供が解決不能な葛藤や、言葉の暴力、身体的虐待にさらされていることのほうが、両親の婚姻形態よりも、子供の境界性人格障害に対するリスクを増大させる可能性が高いのです。

ベストなのは当然、両親のそろった幸福な夫婦関係です。次は、離婚していても両親が子供を葛藤から守ってやれる環境で、3番目は、離婚はしていないものの不幸で、未解決の葛藤や言葉の暴力にさらさせている環境です。最悪なのは葛藤だらけの離婚状態で、子供がその真ん中に置かれている状況です。

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