境界性人格障害

境界性人格障害の概要

深刻な現代病

現在、境界性人格障害が若者の自殺に大きく関係していることがわかってきたのですが、警察庁が毎年出している「自殺の概要資料」を参考までに確認しておきます。いくつかの項目の中に年齢別自殺者数を原因・動機で分けたデータがありますが、問題別に家庭、健康、経済・生活、勤務、男女、学校、その他と大きく7つに分けています。

その中でも圧倒的に多いのが健康問題で、20代では全体の38.4%、30代は42.5%も占めています。そしてその健康問題の細分化項目にはうつ病、統合失調症、アルコール依存症、薬物乱用などがありますが、うつ病が圧倒的に多いデータが出ています。

この細分化項目に境界性人格障害はありませんが、おそらく潜在的な数字が隠されているのだと思います。どちらにしてもある種の精神疾患が自殺に大きく関与していることがわかります。

また境界性人格障害は「感情のジェットコースター」と呼ばれるように、予測できない行動をとります。そのため本人はもちろんのこと、その人と関係のある人にも多大な苦痛をもたらすというのが、この障害の大変なところです。いつ自傷行為に走るかわからないため、家族は本人が眠りにつくまで、片時もそばを離れられないなど、その心労は想像を絶するほどです。

そしてもうひとつの問題点は境界性人格障害への私たちの認識の欠如、誤解があります。最近の医学の進歩により境界性人格障害は治る確率が高い病気になってきています。ぜひ境界性人格障害について認識を高めていただくことを願っています。

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境界性人格障害の概要

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