
なんだか堅苦しいことばかり書いてきました。しかし境界性人格障害は治る病気です。ここ最近の諸外国における完治したという事例は、私たちに大きな希望を与えてくれます。日々の中での癒しと希望。ユーモアのセンスを持つことも、いろんな場面で助けとなったという多くの報告もあります。
一つ一つの障害が少しずつ取り除かれていくことへの癒しと、そしてなんといっても完全治癒がやって来る日への希望。諸外国では、境界性人格障害の渦中におられた方々が、その後再びインターネットなどの支援グループに関わっています。彼らは、境界性人格障害を経験した後に、素晴らしい人生が待っていたことを、今境界性人格障害に悩む人たちに伝えたいために、活動しています。
また境界性人格障害から回復したアメリカの女性はこんなことを書いています。「この世界は、試練や苦しみや不正があるとしても、本当に奇跡が起きる場所だということ。憎しみと同じくらい、愛情と優しさに満ちているわ。今までとはまったく違った人生観をもって、私は再び現れたの。
そのおかげで、苦痛や葛藤にはすごく意味があったんだって思えるのよ」。先ほど紹介した個人のサイトの方も、おそらく同じ思いをお持ちではないでしょうか。このような優しいネットワークが日本でも広がっていくことを願います。
そしてこれまで、境界性人格障害という名前を聞いたこともない周囲の人も、ぜひ理解を示し、協力できるような世の中になってほしいと願います。
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